VBA Modを使う(割り算の余りを求める)
10進法で作業が進めにくい場合もあります。意外と使い道があるので覚えてください。
まず、Excelでは
答え「1」のところの数式は、
=MOD(A2,B2) <R1C1参照形式:=MOD(RC[-2],RC[-1]) >
割られる数 | 割る数 | 余り |
10 | 3 | 1 |
VBAでは下のように記述します。
Sub Macro931()
Cells(2, 3) = Cells(2, 1) Mod Cells(2, 2)
End Sub
A1参照形式で記述すると下のようになります。
Range("C2") = Range("A2") Mod Range("B2")
Excelの数式とちょっと違うので気をつけてください。
セルに計算式を入れるなら
Sub Macro932()
Cells(2, 3) = "=MOD(RC[-2],RC[-1])"
End Sub
高校数学では<定義:合同式>
2つの整数a,bを自然数nで割った余りが等しいとき a≡b(mod n) と表しaとbはnを法として合同であるという。 |
a≡b (mod n) , c≡d (mod n) |
→ |
a+c≡b+d (mod n) |
a-c≡b-d (mod n) |
ac≡bd (mod n) |
a^p≡b^p (mod n) |
問題1
を7で割った余りを求めよ。
問題2
の下2桁を求めよ。(2018昭和大学 医)